Unityプロジェクトをgitで管理する方法

UnityプロジェクトをGitで管理したくなったので記録しておきます

0. 前提

  • Unityインストール済み
  • Gitインストール済み
  • GitHubのアカウント取得済み

1. Unityの設定

まずunityプロジェクトを作成しGitを使用するための設定をしていきます

テキストベースのアセット形式に変更する

Unityはデフォルトでアセットをバイナリ形式で保存するため、Gitでの差分管理が困難です。これをテキストベースに変更することで、Gitで正しく管理できるようになります。

Unityを開きます。メニューから Edit > Project Settings を開きます。

左側のメニューから Editor > Asset Serialization セクションの ModeForce Text に変更します。これで、シーンファイルやプレハブなどのアセットがテキスト形式(YAMLフォーマット)で保存され、Gitでのバージョン管理がしやすくなります。

メタファイルを強制的に生成

Unityでは、各アセットに対応するメタファイル(.meta)が生成され、アセットのGUIDなどの情報が含まれています。このメタファイルはアセットと一緒にGitで管理する必要があります。

Edit > Project Settings Version Control セクションの ModeVisible Meta Files に設定します。これで、すべてのアセットにメタファイルが自動生成され、アセットの移動や削除などがGitで正しく管理されるようになります。

2. gitignoreファイルの設定

Unityで作成したプロジェクトには、不要なファイルやフォルダが多く含まれているため、それらをGit管理から除外するために、.gitignoreファイルを設定します。

コマンドラインやターミナルを開き、プロジェクトフォルダに移動

cd <Unityプロジェクトのパス>

.gitignore ファイルをプロジェクトフォルダに追加

touch .gitignore

.gitignoreファイルを編集

vim .gitignore

以下の内容をコピペ(.gitignoreファイル内容)

# Unity の作業ファイルを無視
[Ll]ibrary/
[Tt]emp/
[Oo]bj/
[Bb]uild/
[Bb]uilds/
[Ll]ogs/
[Uu]ser[Ss]ettings/

# Auto-generated VS/MD solution and project files
*.csproj
*.unityproj
*.sln
*.suo
*.tmp
*.user
*.userprefs
*.pidb
*.booproj
*.svd

# Unity3D generated meta files
*.pidb.meta

# Unity3D Generated File On Crash Reports
sysinfo.txt

# Ignore Gradle cache
.gradle/

3. Gitの初期化

プロジェクトフォルダでGitを初期化

git init

ファイルをステージングし、コミット

git add .
git commit -m "Initial commit"

4. GitHubリポジトリの作成

GitHubのウェブサイトで、新しいリポジトリを作成(READ.MEなし)

リポジトリのURLを取得。

5. ローカルからGitHubにプッシュ

リモートリポジトリを追加

git remote add origin https://github.com/<ユーザー名>/<リポジトリ名>.git

リモートにプッシュ

git push -u origin main

UnityプロジェクトをGitHubで管理できるようになりました!

ここからブランチを切ったら作業がスタートできます!

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