「原因」と「結果」の法則を読んだ感想

面白かったですが,この本は英語から翻訳された少し古い本なので,抽象的で比喩表現が多く少し理解が難しい本でした.

100ページもない本なので2回読んで,なんとなく言いたいことが掴めましたので,この本の内容や学んだことを書いていきます.

その前に少しこの本について説明をすると,この本はイギリスの哲学者ジェームズ・アレンによって1902年によって書かれており,聖書につぐベストセラーと呼ばれているそうです.

そして,後に現代の成功哲学者ナポレオン・ヒル,デール・カーネギー,アール・ナイチンゲールなどのさまざまな人物に影響を与えたそうです.

それでは,その興味深い本について書いていきます.

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原因と結果の法則について

まず上の画像のように「原因」と「結果」を視覚化しました.

まず最初に原因があり,そこから結果が生まれるというシンプルかつ当然の法則です.

そしてこの法則は普遍であり,どんなことにも適応されるというのがこの本の主張です.

以下の画像のように思いが原因となり,そこから行動が生まれ,結果として環境や成功,人格など全てのことが生まれます.

何が言いたいのかというと,今いる環境,今の自分,目標達成や成功は全て自分の思いからやってきているのだから,これら結果の部分に集中をするのではなくまず自分自身を整えましょうということです.

少し例を挙げると,傲慢で怠け者の人は自分の得や目先の利益に目がいくため,大きな目標達成や成功を手にすることはできません.

一方で,謙虚で慎ましく誠実である人は他者からも助けられるし,謙虚であるからコツコツと努力をすることもできるため,最終的には大きな財産を手に入れることができます.

環境も同様です.

悪い環境にいる人も突き詰めると,そこにいるという選択を自分でしています.というより,自分と環境がマッチしているからそこが居場所となってしまいます.

反対に,綺麗な心を持った人は遅かれ少なかれより良い環境へといきます.なぜならば,その環境とその人が合っていないので,自然とあるべき場所へと導かれるからです.

哲学書ややスピリチュアルで根拠に欠けた話もあるかもしれませんが,筆者は『試し,経験し,分析をすると,気づくはずだ』と主張しています.

人生は思い描いたようになる

この本で学んだことの1つは『人生は思い描いたようになる』ということです.

原因と結果の法則で言えば,思いが結果として現れるので,人生は自分が思った通りになるし,今の自分も自分が思い描いてきた自分です.

であるならば,人生を悲観的に捉えていると惨めな人生になってしまうので,自分はなんでもできるし,なんだって達成できると考えて,自分の達成したいことに向かって努力をしていこうと思いました.

疑いや恐れは目標達成の最大の敵である

この本に以下の言葉がありました.

人間を目標に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。

疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。

「原因」と「結果」の法則より引用

この部分を読んで,深く共感しました.

自分自身,大きな目標を達成できたことがあるのですが,そのときは「これで大丈夫かな」と思うこともありましたが,「俺なら絶対できる」と本気で思い込んで取り組んでいると本当に達成できたことがあります.

そして,目標を立てたなら信じないだけ損をするなとも感じました.

目標を立て,それに向かうための計画を立てたなら例え失敗に終わろうと,その時は信じてやるべきです.

疑ったり,恐れることは目標達成の足を引っ張りプラスには働かないからです.

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まとめ

この本はとても学びがあると思います.

あなたの人生もあなたの思った通りになるので,自分がなりたい理想の自分や人生を思い描きましょう.

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